トリプルアイズ、医薬品卸クラウド販売管理システム「PRISM」事業譲受
医薬品の安定供給をDXで推進

2024年5月7日(火)、株式会社トリプルアイズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:山田 雄一郎、東京証券取引所グロース市場《証券コード:5026》、以下トリプルアイズ)は、 価値ラボ株式会社(本社:栃木県宇都宮市、代表取締役:渡邉勝之、以下価値ラボ)よりジェネリック医薬品卸クラウド販売管理システム「PRISM」(プリズム)の事業を譲り受け、 運営を行うこととなりましたのでお知らせいたします。

事業譲受の背景と目的

保険医療財政の改善に向けて国はさまざまな施策を打ち出していますが、ジェネリック医薬品(後発医薬品)の安定供給が大きな課題としてクローズアップされています。
価値ラボのPRISM事業は2019年にスタートし、多くの医薬品卸企業の業務効率化・組織改革・データ保護に寄与してきました。
トリプルアイズは価値ラボと協業する形で、PRISMの開発・運用に携わってきましたが、ジェネリック医薬品市場におけるDX領域の拡大をビジネスチャンスととらえ、 今回の事業譲受に至りました。今後はトリプルアイズが持つ技術とリソースを融合させて、PRISM事業を発展させる方針です。

PRISM(プリズム)の特長

PRISMはジェネリック医薬品卸の販売管理に特化した、Webブラウザ上で動作する基幹業務アプリケーションです。
業界特有の商習慣を組み込んだ充実の機能群と最新のWebテクノロジーを活用して使いやすさを追求した革新的な製品となっています。
税制変更などの外部環境にも素早く対応し、またAIやRPAなどの最新技術との親和性が高いのが特徴で、すでに30社以上もの企業に導入されています。
ロット管理・使用期限管理・分類管理(劇薬/毒薬など)といった業界特有のルールに則った販売管理・在庫管理をクラウド上で実現します。
また、JDNetなどの業界共通のデータ連携(EDI)機能を標準搭載しており、従来の手入力による伝票作成などの事務作業を大幅に削減いたします。

特有のルールを持つ卸業界にDXを進める販売管理システムとして展開

政府は、患者の負担軽減や医療費の抑制につながるとして、後発薬の普及拡大を目指していますが、安全性の確保や管理業務の効率化による供給不安の解消が課題となっています。
より大きな規模で生産や管理を行う体制の構築に向け、業界再編や協業の道も模索されています。

今後トリプルアイズでは、ジェネリック医薬品卸の販売・管理業務のいっそうのDXを進めるとともに、 2024年問題などから人手不足が深刻化している業界に対しても、自動化・効率化を進める販売管理システムとして横展開していく方針です。

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